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引きこもりニートが、アウトロー採用に参加した話 企業セッション編2 「今からぼくもまざりたい〜。」 - アラサー高学歴ニートの軌跡
第二回企業セッションは屈指の鬱回になるはずだった。
が、某社長が鬱屈した雰囲気を悉くかき消してくれた。
(読み返してみたら、妙に自己啓発っぽくなってたw)
思いの外、すんなりと意識混濁系グループに入れた俺。
いざ会場について、グループに誰がいるか確認する。
前回のセッションからは、メンバーが結構入れ替わっていた。
とあるソシャゲグループが誕生し、何人か合流したらしい。
逆に、今回から新たに加わるメンバーもいて、前回よりも馴染みやすい雰囲気になっている。
前回ほどではないが、この日も調子が悪い。
トイレに行き、気合を入れると、なぜか調子が上がってきた。
「今日は行けるぞ。」
俺は、hondaさんと同じグループで議論に参加した。
本多正信かよ!
戦国オタから突っ込まれそうな展開ではある。
第四回ワークショップではhondaグループと激しく議論したのは事実。
しかし、もはや過去のことである。
hondaさんたちと協力して、良い議論にするのが参加者の務めというもの。
議論は実に刺激的だった。
特に、「常識」をテーマにした回は面白かった。
とかく「常識」というワードは悪い意味で使われがちだが、良い意味で使われてもいいのでは?という意見も出て、非常に盛り上がった。
人事担当者の話を要約して論を展開し、
メンバーに話を振る。
こんなレベルの高いことをhondaさんは毎回の議論でやっていた。
hondaさんはやっぱり凄いなあ。
俺も、他の参加者の意見をわかりやすく言い換えて論を展開したり、他の参加者に話を振ったりしたけど、hondaさんとの差を痛感させられる出来だった。
全体のバランスや各々の得意分野をみて、話を振るのがうまいひと、
自分の考えを話して、それに対する意見を求めるひともいた。
議論前半は、他のグループそっちのけで集中できた。
休憩を挟み、議論は後半に移った。しかし、前半で頭を使いすぎたのか、調子は下降傾向である。
後半最初は、めちゃくちゃ可愛い人事担当者との議論?となった。
若い頃の川本真琴 ↓ に似ていて、リアル天使だった。
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最初は興奮していた俺だったが、次第に意識が混濁してきた。
彼女がず〜っと話し続けていたように思うが、実際はどうだったのだろう。
俺は彼女に質問したけど、質問への答えは返ってこなかったように思う。
議論ではなく、
アイドルのコンサート
が展開されていた。
企業セッションに参加したつもりが、アイドル誕生の現場に立ちあえるとはドルオタとしては歓喜の展開だっただろう。(俺はドルオタではない。)
他のメンバーを時々観察してみたが、皆真剣に話に聞き入っていた。
訓練されたドルオタの皆様である(絶対違う)。
後半二回目以降の議論も、前半同様とても面白かった。
企業セッションの帰り、同じグループの久保と話す機会があった。
今日のコンサートについて、
「みんな真剣な顔して聴き入ってたな。」
と俺は言った。すると久保は、
「みんな真剣に聴いてるフリをするのが上手いんだよ。」
と返した。
みんな、演技力はありそうに見えたし、十分有り得るだろう。
ただ、俺は
「みんながドルオタになっていた可能性」
を未だに信じている。
だって、その方が面白いじゃん。
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引きこもりニートが、アウトロー採用に参加した話 最終話 「童貞を理由に不採用にするのはありか?」 - アラサー高学歴ニートの軌跡
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