アラサー高学歴ニートの軌跡

アラサー高学歴ニートが、日々の行動や考えを記すブログです。

巨人が12連敗したけど、アンチ巨人の僕は嬉しくない。

僕はタイガースファンかつアンチジャイアンツなんですが、読売が12連敗と聞いて大変驚いています。


headlines.yahoo.co.jp

 

上の記事を見て、いろいろと昔の出来事が思い出される。

 

 

 

僕が大学生だった頃、読売はとても強かった。

 

落合中日がいたとはいえ、毎年優勝してたようなイメージがある。

そして肝心なところで読売に負ける我がタイガース。

 

少しは原監督を見習って、前半飛ばしすぎず、後半に主力が全力を出せるようにしてくれよと。

 

ただでさえ強いのに、小笠原、ラミレス、村田、杉内・・・と補強してて心底読売はズルいなあと思った。

 

僕が大学4年くらいの頃は、8番ボウカーだけが癒しだった。

 

タイガースキャップが似合いそうな後輩がやたらと、

 

「ボウちゃん、ボウちゃん、ボウちゃんだけが癒しですよ。」

 

と口癖のように呟いていた記憶が蘇る。

 

 

あの強かった頃の読売が負けると心底嬉しかった。

 

どんなに嫌なことがあっても、読売が負けるとスッキリしたもんだ。

 

 

でも今の読売が負けてもあまり嬉しくはない。

 

 

なぜだろう。

 

僕のメンタルが落ち着いてきて、よほどのこと以外では感情が動かなくなっているからか。

 

それもある。

 

 

読売が弱くなってしまったのが最大の原因か。

 

原監督の頃は、いくら読売が下位に沈んでいようとも、油断は出来なかった。

 

でも今は、監督が高橋由伸である。

 

原監督にあった独特の怖さが感じられない。

 

由伸の選手起用には、どこか真弓や和田監督と似たものを感じる。

 

実績のあるベテランを起用し、若手はあまり使わない。おまけに選手の交代が後手後手になっている印象だ。

 

不振に陥っていた長野を重用する由伸に、力の衰えていた金本を重用した真弓や和田の面影を感じる。

 

読売が強かった頃、タイガースファンが味わっていたもどかしさを、今のジャイアンツファンは感じているのだろう。

 

 

だが、最大の原因は、読売が弱くなったことに一時代の終焉を感じるからだと思う。

 

読売が強かった頃は、僕は大学生だった。

 

僕の大学時代は確かに悲惨ではあった。

 

でもなんだかんだ一番楽しい時期でもあった。

 

もう大学生には戻れない。

 

そして、読売がかつての強さを取り戻す日も来ないと思う。

 

一流の選手はメジャーに行くし、読売のブランドも衰えた。おまけに広島や横浜が強くなっている。大田泰示は日ハムに行ってしまった。

 

 

僕の青春が終焉するとともに、読売の青春も終焉したようだ。

 

衰えた読売が負けても哀愁以外の何の感情も湧いてこない。