先日、dアニメストアで90年代アニメをくまなく調べていたら、めちゃくちゃ面白いアニメを見つけたのでレビューします。
タトゥーンマスターなるアニメなのですが、なんとあの黒田洋介が脚本を務めてます。声優陣も結構豪華。ちなみに、黒田洋介は「無限のリヴァイアス」や「スクライド」で有名。たった2話なので気楽に見てみました。
目次
あらすじ≒感想
つい一週間前に見たはずなのに今ひとつ覚えてませんので、間違いがあるかと存じます。
ある日ヒビオの家に、紋様族なる謎の集団の族長を名乗るニマが押しかけてくる。しかもどういうわけか(アニメでは説明されていたと思うが、正直どうでもいいと思うw)、ニマはヒビオの妻だと名乗っている。要は、空から女の子が落ちてきたようなものです。
⤴︎ の写真の向かって右がヒビオ、向かって左がニマ
ヒビオは典型的な古き良き時代の不良ゆえ、学級委員の藤松なるメガネ少女に目をつけられている。しかもこの藤松は、学校に弓を持ってきてはしょっちゅう弓を引く真似をするという、ある意味不良以上に怖い存在である。授業中でも弓を取り出すシーンがあり、90年代特有の自由さを感じる。
結局、どういうわけかニマと藤松は戦うのですが、戦闘に使われるBGMがいちいちかっこいい。特に、藤松のターンに使われている和風の曲は非常にクセになる曲で、この曲を聴くためだけに本作を見てもお釣りが出るレベルである。
紋様術なる謎の術を使うニマに苦戦した藤松は、師匠のおじいちゃんに秘技を習うのだが、その時の掛け合いには久々に腹筋を壊されてしまった。
おじいちゃんから習った秘技でニマに対抗する藤松であるが…。
考察及び雑談
典型的な90年代アニメだった。特に、登場人物たちの行動原理の分かりやすさとか、シリアスになりすぎない独特の明るさとか。全体的なノリは、スレイヤーズや幽☆遊☆白書と似ているように思う。女の子が硬派な少年にすり寄ってくる様は「うるせえやつら」のようだ。
このアニメを見ただけでは正直紋様族について今一つわからなかった。それでも楽しめたのは、脚本家の力だろう。
紋様族は、外部との接触を一切たち、外部に術の詳細を漏らすことを禁じるという、とある島国の鎖国のような政策を取っていた。この独特な政策をメインに持っていけば、より考察しがいのある重厚なストーリーになっていたと思う。
タトゥーンマスターが見れるサービスまとめ
• dアニメストア (31日間無料お試し/月額400円/多作品を同時並行で見るなら便利)