今回は、アウトロー採用に参加してから現在に至るまでの流れについて書きます。
2ヶ月足らずの間アウトロー採用体験記を書いてきたので、「俺がどのようにして変わっていったか」という視点から軽くまとめてみます。
引きこもりニートだった俺は、職歴ない29歳までの若者ウェルカムなアウトロー採用に参加した。当初は、ロクに喋れなかった俺。議論でもお地蔵さまでしたw
しかし、アウトロー採用参加者専用SNSのサイボウズとの出会いが俺を変えてくれた。超長文の意見に長文のコメントを返したのをきっかけに、議論チャットに呼ばれ、チャットで積極的に発言をするようになった。リアルの議論でも、徐々にではあるが積極的に発言できるようになり、最終的には他者に話を振ったりもできるようになった。
結局、内定は出なかった。
けれども、他の参加者との議論や交流を通じて得た経験や自信という内定以上に価値あるものが手に入った。
アウトロー採用参加者は相手を理解しようとしながら、コミュニケーションを行うものが多い。相手の良い点を理解したら、ためらいなく相手に伝える者も多かった。
特に、犀川(キックオフや企業セッションで同じグループになり、俺との関わりが深かった)は相手を理解しようとする姿勢を特に強く感じさせた。
犀川は、俺を聞き上手かつ知性があると言ってくれた。俺も、犀川の話は面白く知識や経験の深さを感じると伝えた。
犀川以外の参加者とも同様のコミュニケーションを繰り返し、俺は自分でも気づかなかった長所を認識することができた。自分に自信が持てるようになった。
自信を取り戻した俺だったが、向井社長の選考に落とされたこともあり、またしても引きこもってしまった。
しかし、hondaさんに喝を入れられて再び俺は動き出した。
某社の若者正社員チャレンジ事業に参加後、1社目に受けた企業の1次面接、最終面接ともに合格し、内定を得た。(※特定派遣だけどねw)
1次面接はもちろん、最終面接に受かるのはこれが初めてだ。
本来なら、もっと喜べるはず。
それなのに、正直全く嬉しくなかった。
まさに、歓喜なき勝利であった。
もっと良い企業に挑戦しても良かったが、もうこれ以上面接を受けるのは嫌だったので、とりあえず入社してみた。
内定が出てから出勤日まで1ヶ月以上あったため、アニメを見たりして引きこもりながら過ごした。鬱がひどくて飯がのどを通らない日もあったが、空中ブランコというアニメ作品を見た途端、治ってしまった。
派遣先の業務はカスタマーサポート(顧客からの問い合わせに、電話で答えるお仕事です)。臨機応変な対応と豊富な知識量と経験が求められる割と難し目なお仕事である。
俺はといえば、
「アドリブが効かないねえw」
と、己の対応力のなさをしばしば咎められた。
顧客は、実に多種多様かつ難解なトラブルの相談をしてくる。
ゆえに、トラブルごとに種類や原因、対処方法を勉強する必要がある。
しかし、勉強すべき内容に対してなかなか興味が持てず、勉強しても定着率が極めて悪かった。
おまけに、勉強するのは派遣先の業務以外では使えない内容ばかり。
しかも、特定派遣という勤務体系上、将来性は乏しい。
結論。
勉強して努力しても、
将来が真っ暗ってことだ。
業務への適性のなさ、将来性の乏しさ、他にも理由はあったが、俺は半年で辞めた。
辞めてから、何社か面接を受けたものの、ことごとく一次面接で落とされた。
面接を受ける気力が徐々に失せていき、またしても俺は
引きこもってしまった。
だがしかし、今回の引きこもりは今までとは違う。
ブログやってますから。
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