今日珍しく正午前に起きたので、いつも通りツイッターをチェックしたら以下の記事を発見した。
大卒就職率が過去最高を記録した。つまり、景気が良くなったという嬉しいニュースである。
だがしかし、俺は世間一般とは違う意味で嬉しいニュースだと思っている。
就職を希望すればほとんどの学生が就職できる。すなわち
無能でも就職できる
ということだ。
今が人生のピークの大学生には分からないだろうけど、就職氷河期と呼ばれる世代が居た。
就職氷河期世代は、企業が軒並み正社員採用を渋ったせいで、大卒就職率が60パーセント前後まで下がってしまった。
この時期に採用された正社員は優秀な人が多い。
なぜなら、企業が厳選採用したから。(ポケモンかよ!)
逆に言うと、企業が激甘採用した今年の世代は、優秀な人に混じって相当数の無能(二線級、下手したら三線級)が混ざっているのである。
なんと幸運なのだろう!
フツーの年なら入れないような無能が同期のライバルだからだ。
もっと言うと、学生有利な世代だから実力以上の企業に受かっている学生も多数いると思われる。
プロ野球でいうと、万年2軍の選手が1軍のレギュラーに名を連ねるようなものだ。
今年新入社員の君たちのライバルは、無能や二線級が例年以上に多いから、出世競争に勝ち抜くのも容易いだろう。
実に羨ましい。
上のニュースは、引きこもりやニートにとっても嬉しいニュースである。
だいたいのニートは、職歴がない。
多分、コミュニーケーション力や職務遂行力も低い。
つまり、正社員になるのは大変難しい。
ただ、今年に限れば企業の人手不足は深刻である。
特に、大学生に不人気な企業にとっては。
そういった企業は得てして、新入社員のレベルもタカがしれている。
二線級どころか、三線級のオンパレードだろう。
本来なら脅威のはずの新入社員がボンクラなのである。
長年のニート生活で衰えた者でも、勝てる相手が揃っている。
たとえ、俺みたいな30にもなって無職のボンクラおじさんでも勝てると思う。
もし、高学歴なのにずーっと家に引きこもっている、みたいなポテンシャルの塊つまり未完の大器がいたら、正社員採用に応募してみよう。
あなた方が入れるであろう企業の新入社員は、予想以上にボンクラが揃っていると思われるからだ。
うまくいけば、出世街道に乗って人生逆転できるだろう。