おはようございます。社畜予備隊名誉隊長です。
僕は、齢30にしてニートでございます。
今日は、僕がいかに大学時代もてなかったかを語ります。
高校時代すなわち暗黒時代
およそ10年前とある一流大学に入学した時は、まさか今みたいな惨状(笑)になっているとは夢にも思いませんでした。むしろ、今の自分のような三十路無職がこの世に存在しているとさえ思いませんでした。
とある一流大学に入学する前は、単なる非モテどころか、女子たちに気持ち悪がられてました。もちろん、彼女いない歴=年齢しかも童貞でした。
隣の席の女子(しかも余り可愛くない)にガン無視され、常に背を向けられる始末。何もしてないのに、生ゴミでも見るような目で蔑まれることなど日常茶飯事でした。
僕という存在が、世界中に嫌われているかのような感覚。
彼女ができるなど夢のまた夢でした。そんな自分でも、いい大学に行けば自然と彼女ができると思い、浪人してまで一流大学を目指しました。
モテるはずだった大学時代
猛勉強の末、第一志望の学部とは違いましたが、同じ大学の別の学部に合格しました。
これで彼女ができる、と当時の自分は喜んでました。
しかし、現実は残酷です。
留年時代も含め4年以上在学しましたが、結局一人も彼女はできませんでした。
いつも一緒に行動するような、女友達すらいませんでした。
友達同士なのか、彼氏彼女の関係か、はたまた肉体関係のみにて繋がりし者同士なのか、とかく男女2人組を見つけるたび、劣等感で全身が満たされ打ちひしがれていました。
サークルにも所属しましたが、どこも辞める間際には居づらい状況になってました。もちろん、彼女はできませんでした。
好きな子が出来ても、どうやってアプローチすればいいか分かりませんでした。結局、チャラ男やヤリチンに取られるばかりで、恋愛経験の乏しさを痛感させられること枚挙に暇なし。
たまに女子に話しかけられることもありましたが、コミュ障だったため、返す返事は「はい」と「うん」くらいでした。こんなつまらない男だから、すぐに飽きられてしまいます。
気になる子に話しかけてみても、話が弾まないだけならいい方で、露骨に嫌な顔されたり、ドン引きされたりすることも多々ありました。
しまいには変な噂が立ち込めて、サークル内での地位もドン底まで落ちてましたw
僕は幾つかのサークルに所属しましたが、どこのサークルでも話が面白くて恋愛経験豊富なチャラ男がモテてましたね。
高校時代まで非モテでしたというタイプは、大学時代も非モテでしたというパターンが多数観測されました。
モテそうだよねという残酷なワード
大学時代は、非モテでも
「モテそうだよね。」
と言われる機会がありえます。
俺自身、何回か言われたことがあります。
正直嬉しかった。この子俺のこと好きだから、付き合えるでしょと思い込んでました。
でも付き合う機会など、ありませんでした。
そもそも
「モテそうだよね」
は、相手に興味が無いという事実を相手の気分を良くしつつ伝えるという、いかにも日本的精神に満ちたワードだからです。
コミュ障にはそんな真意など、分かるはずもありません。
さらに言うと、コミュ障は多少外見が良かったところで、彼女を作るのは相当厳しいです。まずうまく話せないから、デートに誘うことさえままなりません。仮にデートには行けたとしても、会話が弾まないのは自明です。同じ布団で寝るなど夢のまた夢。
サークルでは、まだ人間だった俺。
学科のクラスでは不可触賎民だった俺。
大学にもスクールカーストはあるという事実
これを読んでくださっているあなたには想定外かもしれませんが、実は大学にもクラスというものがあるんですよ。
高校時代と同じく、リア充というか、ヤリチンヤリマンが仕切っているあの嫌な感じは一流大学でも健在でした。
割とオタクっぽい学科だとは思いますが、チャラ系の人々は多く、存在感も非常に強い。
逆に言えば、ぼっち系の人々の存在感は薄く、まるでハンターハンターで言うところの「絶」を常にかけ続けているかのような状態でした。
※「絶」とは、オーラを消すことで気配を消す念の技法です。
高校時代に比べれば同調圧力はだいぶ弱まってはいますが、必修の授業が多いと、顔を合わす機会も多いです。
3年次以降は自由に授業を選べるようになりますが、そこでも前述のヤリチンヤリマンのお歴々と何故か一緒になることが多かったんですよね。
何故でしょう。事前にシラバス等を読んで明らかに楽そうな授業を選んでいるはずなのに!
いや、だから奴らと一緒の授業になるんですよね。
奴らは楽して単位取って、あとは遊び呆けてるしね。
高校時代に同じく、奴らは俺に生ゴミでも見るような目線をよこし、俺の方を見て笑いながら俺の噂話(当然根拠なし)をしてました。稀に奴らの近くを通ってしまった時は、明らかに俺の周りの空気が凍りつくのを肌で感じました。夏なのに、凍死しそうなくらい。
ある授業では、俺がみんなの前でプレゼンする前に、女子たちが一斉に笑い始めた、なんてことさえありました。
それでも、俺がプレゼンを始めてしばらくしたら途端に静かにはなったけどw
また、なぜか俺が童貞ということがクラスの女子たちにバレてたようです。
「◯◯くんって童貞でしょ?」
「www」
明らかに俺に聞こえる音量で笑い転げてました。
その時の俺は、こいつらと話したことさえないのに何で俺が童貞だと分かるんだよ!と不思議に思ってました。
しかし、俺が挙動不審だったことに気づき、挙動不審では童貞だと思われるのも自明かと悟りました。
当然、めちゃくちゃ悔しかったです。でも、女子とうまくコミュニケーションが取れず、ロクに男友達すらいなかったぼっちの俺には、童貞卒業というハードルはあまりにも高すぎました。
※ぼっちでもニートでも、童貞卒業したい方は是非こちらの記事も読んでみてください。