本来ならテレビ見ないでブログのネタを考えるべきでしたが、ついついテレビ見てしまった藤浪サトルです。
しかもよりによって、フジテレビのCKK芸能界遅刻選抜総選挙SPなんて超下らないバラエティ。
どう考えても時間の無駄だろ、と思いつつ見てしまいました。が、いろいろ考えさせられることもあり、こうしてブログのネタにもなってるので、なんだかんだ有意義な番組だったと思います。
CKK芸能界遅刻選抜総選挙SPという番組のタイトル通り、AKB48グループの総選挙のパクリ企画であることは明白です。
ただ、パクリでありながら、AKB48のメンバーがひな壇に勢揃いしてたんで、チャンネルを合わせた時は、
「あれ、もうAKB48の総選挙だっけ?」
と勘違いしました。
番組の概要(フジテレビ公式サイトより引用)
〈芸能界CKK(遅刻)総選挙〉は、芸能界一時間にルーズなタレントを決める選抜総選挙。この一大イベントに立候補させられたのはお笑い界、スポーツ界、モデル界、文化界などあらゆる業界から「遅刻常習犯」とうわさされる16名。司会はオカネ誠司(岡村隆史)と徳光和夫、そして特別ゲストで高橋みなみを迎える。
CKK選抜16名はマネージャーからウソの仕事スケジュールと入り時間を聞かされる。そして当日いつものように“自分流の本来の入り時間”にやってくると、そこには大勢の観客やオカネや徳光らの姿があり、あっけにとられるCKKメンバー。そこで各メンバーは驚がくのスピーチ(遅刻の言い訳)を披露するのだった。果たして1番遅刻してくる赤っ恥タレントは誰だ!?
次々遅れてやってくる芸能人たち
芸能界は、遅刻に非常に厳しい世界で、無名芸能人が遅刻したら即消えるというのが定説になっています。
にもかかわらず、16人もの芸能人が遅刻してくる始末w
どの芸能人も、一切急ごうとはせず、自分のペースを保っているのが印象的でした。
「遅刻確実ならゆっくり行こうよ。せっかくだから、散歩していくか。」
「入り時間?そんなのカンケーねえ。」
という遅刻芸能人たちの心の声が聞こえてくるようでした。
遅刻はそこまでアカンことなのか?
本来芸能界は遅刻厳禁であるはずなのに、時間に全くもってルーズな遅刻芸能人たち。一見すると、アカンことのようにも思えますが、僕は全く違う印象を持ちました。
「ああ、遅刻しても許されるんだ。遅刻しても芸能界に残ってるじゃん。」
「遅刻は確かにしないのがベストだけど、絶対時間に遅れるな!とか窮屈すぎるでしょ。」
「遅刻するな!って、いつからそうなったんだろう。」
番組制作陣は人々に
「遅刻するのは確かにアカンけど、何が何でも遅刻は厳禁なんて息苦しいじゃん。たまには沖縄人の時間感覚を見習おうよ。」
※沖縄人にとって、待ち合わせに1時間遅れてくるのは当たり前です。
「果たして、遅刻はそこまでいけないことなのか?」
というメッセージを伝えたかったと僕は推測します。
「遅刻しても死ぬわけじゃないよ。」
特に、3位ジローラモさんの
「遅刻しても死ぬわけじゃないよ。」
という名言は強烈な印象を残しました。
やたら遅刻厳禁、時間厳守と時間にとらわれすぎている我々日本人への問題提起のように感じました。
日本が世界に負ける理由
遅刻にはうるさいくせに、残業で帰る時間が遅れるのは良いのかよ。
そんなんだから、日本は世界に負けるんだよ。