投票はお済みですか?
まだの方は、ぜひお読みください。
今日は、待ちに待った総選挙だというのに、あいにくの台風ですね。投票所に行くのを断念した方も多いと思います。僕はこれから投票所に行くのですが、どの候補、どの政党に入れるか未だに悩んでいます。
どうせ、誰に入れても変わらない。
その通りです。
ならば、日本を一番悪くしてくれる人に投票してもいいよね。
しかしながら、日本を一番悪くしてくれる人を正確に把握するのは非常に難しいです。候補者の所属政党及び党の政策、候補者の政治信念及び人柄さらに支援団体を総合的に判断する必要があります。
もっというと、日本が悪くなるとはどういうことか?という定義も必要になってきます。
僕は、日本が外国の影響や戦争で衰退するのは嫌です。ただ、日本が日本のクソさゆえに内部から徐々に崩壊して衰退していくのは道理だと考えます。
となると、日本の悪い部分をそのままにし、日本の良い部分をなくしてしまうような政党及び候補者に入れればいいということになります。
そこで、主要政党の政策を読んでみましたが、どこをどうすれば日本が悪くなるか分かりませんでした。例えば、企業の内部留保への課税をすれば財政はよくなるでしょう。ただ、いざという時のための企業の活動資金が減ってしまうため、何かあったら国際競争から完全に脱落したり、経営難が続くと社員の給料が未払いになる恐れがあるといったように。原発だって、稼働させておけば重大な国土汚染の恐れもありますが、原油の高騰から国内産業を守れるというメリットもあります。
結局、どの政策も一長一短ってことですね。
掲げている政策が実現されるかは、各政党の獲得議席にも左右されるため、一体どこに入れたら日本が悪くなるかは誰にも分かりません。選挙直前の報道を覆すような投票結果が出ている可能性もあります。
自民党がどれだけ議席を獲得できるか、が一つの鍵だとは思います。自民党が大勝するか、公明党と合わせなんとか過半数を確保するに止まるか。
どちらが日本の損になるかは、全く未知数です。
いろいろと浅い考察をしてみましたが、どう投票すれば日本が一番滅茶苦茶になるかは全く分かりませんでした。
結局は、この政党に勝ってほしい、あの政党だけは負けてほしい、といった個人的な感情に任せる一手なのか。
台風が来ようと、雪が降ろうと、とりあえず投票には行くのが僕の務めだとは思います。