アラサー高学歴ニートの軌跡

アラサー高学歴ニートが、日々の行動や考えを記すブログです。

俺が高学歴ニートになってしまった理由を詳しく分析する。

もう年末ですが、元高学歴ニートとして、ここで己が高学歴ニートになってしまった原因を考察してみたいと思います。

 

俺の大学時代をメタ視点から振り返ることで、己への理解を深め、リフレクション(内省)につなげる。そうすれば、どう行動すべきか?が自ずと見えてくるはずだからです。

 

f:id:tskss:20170609221255j:plain

 

目次 

大学時代、彼女ができなかったから。

 

大学時代、恋人ができるかどうかは、大学卒業後の人生に大いに影響与えてると思う。恋愛関係に至り、さらに持続させるためには、様々なコミュニケーション力が必要です。コミュニケーション力の有無は、人生の成否に大きく影響するのは自明でしょう。

 

しかし、もっと重要なのは恋人ができることで、自分に自信がつくことだ。自分への自信があれば、いろんなことに挑戦でき、経験値が溜まるのでその後の人生も上手くいきやすいのだ。もし、その後の人生でしくじってしまっても、「恋人がいた」という自信がそいつを支えてくれる。

 

俺が大学時代彼女ができなかったのは、ぶっちゃけ受け身だったから、に尽きると思う。イケメンでさえあれば、何もしなくても彼女ができるという言説を盲信していた。結局嘘だった。悲惨だった外見をイケメンにしても、彼女はできなかった。

 

コミュ障だった俺

 

せっかく女子が声かけてくれても、コミュニケーション力が0に等しかったため、ロクに返答すらできなかったこともある。なんとか返答できても、俺の話がつまらないと思われたのか、潮を引くように去って行ったことも度々あった。

 

言ってみれば、俺のコミュニケーションは相手への退屈の押し売りだったのだろう。

 

ロクな返答すらできんかったのは、相手(そもそも、大抵の人間に対してそうなのだが)に興味が持てなかったからだと思う。

 

コミュニケーションが成立するためには、相手の発話に対して素早く適切な返答をする必要がある。そのためには、相手に興味を持つ必要がある。相手に興味を持つ、だから相手に質問し、相手への理解を深める、というステップが全く踏めてなかった。もっと言うと、そういうステップの存在すら完全に俺の知識の範囲外だった。

 

恋愛が人と人とのコミュニケーションである以上、まともなコミュニケーションが出来るのは大前提である。

 

それでも声をかけた。

 

チャラ男たちが女の子とすぐに仲良くなっているのが羨ましくて、俺も真似して声をかけてみたが、女の子たちは微妙な反応をするばかりだった。俺がキモかった(顔、ファッションのダサさ、挙動、雰囲気)、学科のスクールカースト頂点の意地悪なお嬢様あるいは俺の存在を疎んじ軽んじてでも密かに脅威と思っている根性の腐ったチャラ男の流す噂、この2点が占める割合は多かったと思う。

 

だが、それ以上に俺がコミュニケーションの原則にあまりにも無理解だったり、そもそも自分から人にコミュニケーションを求めてこなかったという経験不足が響いていたと思う。

 

友達?

 

あと、男友達(女友達も)がほとんど居なかった。それでも、入学後数ヶ月して外見をイケメンにし予想以上にイケメンだったため、徐々に俺がイケメンという噂が広がった。

 

良いことばかりだと思うだろ?

 

それはどうだろう。ある女子(以下A)が、俺を密かにいいなと思っているとする。Aは、俺の情報を集め攻略法を探るため、Aの男友達に俺の評判を聞く。俺には、男友達がおらん。味方もおらん。結果は分かるよね?その男友達としては、俺を良く言ったところで、何のメリットも無い。下手するとAが自分から離れていくし。もちろん、俺への思い入れもないだろうから、俺を悪く言うインセンティブが働く。その悪口をAが信じて、さらに他の女や男友達にも広げ、次第に俺の悪評が広まった、という流れがあったと思われる。その流れは第3学年で頂点に達し、学部での授業はさながら精神修行の様相を呈していた。

 

脈ありという名の疑念

 

脈あり、と思われる女子にアプローチできなかったのも最大の原因だろう。一度俺は、とある女子(以下B)の思わせぶりな態度に勘違いし、告白してしまったことがある。実際にはBにその気はなく、告白した俺が話の種になっただけだった。以来俺は、もう女子の脈ありアピールは信じない、と頑なになってしまった。明らかに脈ありと思われる場合でも、「もし嘘だったら?」という疑念が拭えなかった。失敗覚悟でアタックしてもいいが、それだと失敗が怖い。なんというか、碇シンジくん状態。これ絶対脈ありだろってケースで失敗すると、ダメージも大きい。俺は、己のプライドを守るため、クジを引くことすら躊躇っていた。今と成っては、クジを引く機会すら皆無である。

 

彼女がいる状態が想像できなかった

 

浪人して予備校に通っていた時まで、俺はキモかったし、もちろん人間とのコミュニケーション力も皆無に等しかった。そんな俺だから、彼女がいる状態は想像できなかった。すなわち、彼女がいる状態は未知だった。安定を強く望み、未知の概念を怖がる俺だから、本当は彼女ができるのが怖かったんだろう。初デートやらなんやらで失敗するのも怖かった。

 

だから、彼女ができそうになっても、無意識のうちにそのチャンスを潰してしまった。

 

 

彼女ができなかった理由は探せばまだ有るでしょうが、とりあえず今日はここまでとします。