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アニメ「BanG Dream!」がなぜつまらなかったか詳しく分析する

バンドリ一期は知名度の割にオタクたちからの評判はイマイチでした。内容がつまらなかったのが主な原因と思われます。この記事では、なぜつまらなかったかを詳しく分析していきます。

 

目次

バンドリ一期がつまらなかった理由

1、1話

昨今のアニメにおいて1話の出来は重要である。本作の1話は全体的に説明不足が目立ち、話が飛びまくっていた。香澄がライブの演奏に衝撃を受けるという最重要シーンで、肝心のライブの演奏がイマイチだったため話に説得力が欠けてしまったのもキツい。正直1話の時点で切っておくべきでした。難しい話ではなかったはずだが、唐突な展開が続くので意味不明な印象が残り、しかも世界観や設定の深みも感じられなかった。おまけに香澄があまりにも…以下略。1話の最後でオープニング曲とエンディング曲の両方を流す謎構成もあり、ただただつまらなかった見て損したという印象が残った。

 

2、脚本:綾奈ゆにこ

綾奈ゆにこは、本作をつまらなくした最大の立役者である。5話をもって脚本を降ろされたかと思いきや、11話で謎の復活を遂げた。

 

綾奈の脚本がつまらなかった理由は、展開が唐突でちぐはぐ、香澄が有咲宅に泊まるまでの経緯をカットするなど序盤の面白いシーンをことごとく省略しまくった、11話では香澄が皆と会話するという在り来たりで勢いに欠ける解決策を採用、などが挙げられる。香澄の空気の読めなさ、頭のおかしさ、行動力をギャグや感動に昇華する脚本なら、上記のマイナス要素が相互作用して類い稀なるカルトアニメになっていただろう。

 

3、キャラ

日本のアニメにおいて、キャラ自体の面白さは作品の面白さを左右する重要な要素である。しかし、本作品は元ネタと推測されるけいおんに比べ、キャラの面白さが圧倒的に欠けている。けいおんは各キャラの個性や面白さだけで話が成立していたと言っても過言ではなかった。しかし、本作品は香澄以外のキャラの印象が薄すぎる。良くも悪くもどこかで見たことあるキャラばかりで、没個性である。度を超えた空気の読めなさ、強烈なアホさ、常人離れした発想力を持った香澄は強烈だったがその個性をギャグとして昇華するのは余りにも難しすぎたか。

 

香澄以外の4人の個性が弱かったため、多くの時間を割いたにも関わらず5人の掛け合いがつまらなくなってしまった。けいおんでは、うっかり者の唯としっかり者の憂という対比が作品の面白さに大いに貢献していたが、本作品において香澄の妹の影は極めて薄い。香澄たちのライバルバンドの印象も薄い。けいおんでは山中先生という素晴らしいギャグキャラがいたが、本作品は顧問の先生自体が不在である。

 

序盤は意味不明で唐突な展開、終盤は王道な展開で行くなら、せめてキャラは個性豊かなメンツで固めるべきだった。キャラ次第では、各キャラがぶつかり合いながら劇的な成長を遂げる濃密な人間ドラマだって展開できたはずである。

 

4、ありきたりな展開

 

序盤は香澄の個性が際立った。が、大筋のストーリーはさほどの盛り上がりもなく、集まった5人が練習や交流を通じて結束を強め試練を皆で乗り越え最後は大団円で終わるという見飽きたパターンが本作品でも繰り返された。教訓や感動もなく、見終わった後には「ああ、やっと終わった」という感想だけが残った。

 

ただ、番外編の14話のクオリティは異様なほど高く、強引ながらも(だからこそ)面白いストーリーに仕上がっていた。ただ、本編の全13話を飛ばして14話だけ見ると面白さが激減するのも事実である。

 

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注:本ページの情報は2019年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。