アラサー高学歴ニートの軌跡

アラサー高学歴ニートが、日々の行動や考えを記すブログです。

31歳高学歴ニートが、センター試験2019を5教科7科目解いてみた。

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ちなみに、東大再受験の予定はございません。しかしながら、俺自身「ドラゴン堀江」を毎週(4倍速で)見てきて、俺だったらセンター試験どれくらい取れるんだろう、俺が東大再受験するとしたら受かる見込みがあるのか…。非常に気になったので東大を受けると仮定してセンター試験受けてみました。詳しい結果公表と、感想及び結果分析を長々と書いていきます。ついでに、俺の答案を全教科公開します。受験生向けに、各教科の攻略のコツもあるよ。

 注:8割以上取れた単元及び教科は青、5割未満だった単元及び教科は赤で表示。

 

目次

結果発表

 

英語  122/200

国語  172/200

日本史B 73/100

地理B  71/100

生物基礎 18/50

地学基礎 28/50

数学1A 48/100

数学2B 22/100

合計  554/900(62%)

 

ちなみにセンター対策一切やってません。受験から離れているが故のブランクや、加齢による処理能力の衰えはさほど感じませんでした。全体的に、読解力や高度な思考力を求める設問が結構多かった印象です。知識不要で読解力もしくは思考力勝負の設問で得点を稼ぎまくったので、なんとか見れる点数になったような感じです。

 

 

英語 122/200点

 

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大問1A「発音」             4/4点

   B「アクセント」          0/10点

大問2A「文法・語法」         14/20点

   B「語句整序」           4/12点

   C「応答文完成」          0/15点

大問3A「不要文選択」          5/15点

   B「発言の趣旨」          0/18点

大問4A「図表問題(表・グラフ)    15/20点

   B「図表問題(広告)       20/20点

大問5 「長文読解(物語)       30/30点

大問6 「長文読解(論説文)      30/36点

合計                 122/200点

知識(22/61点)

読解(100/139点)

 

予想平均点(俺)           119/200点

 

感想&結果分析 

大問6の文章があまりにもすらすら読めたので、俺は感動した。根拠を持って正答を選べた。15分で1ミスはまずまずだった。大問5は15分でノーミス。大問4でそれぞれ10分ずつかけてしまった。もっと必要なところだけ読む練習が必要。大問3の不要文指摘は時間をかけた割にイマイチ。文脈を丁寧に読むのではなく、流し読みしながら段落ごとの大まかな意味を取っていく読み方がいつの間にか身についてしまっていたようだ。発言要旨の問題は時間が足りなかったので、適当に選んだら全部外した。大問2は受験生時代から苦手だった並べ替え問題。今回もダメだった。語法や文法は結構取れていたから、知識はあるはず。読解はできるのに並べ替えがダメなのは、語順度外視で大体の意味を取ってしまう癖があるからだろう。大問1の発音はいつもできるのに、アクセントは今回もダメだった。単語を覚える時に発音は気にしているけど、アクセントは無視している弊害が出てしまった。

 

本格的にニートやってた時代にスタディサプリで肘井先生の「高3 トップレベル英語」や「高3ハイレベル英語」を受け、やった長文を片っ端から高速で音読しまくっていた貯金が結構効いてた印象。最近は、TEDを4倍速で聞いて英語の処理速度を速め、スクリプトを和訳して英文読む練習を積み、さらにduoを半周して単語知識を増やしたので読解問題は結構取れた。大問5大問6をそれぞれ15分でほぼ満点取ったから、daigo4倍速やTED4倍速の効果は相当でかい。

 

時間さえ掛ければ点が取れる大問6から解いたのが功を奏し、失点を最小限に食い止めた。判断に迷う文法問題や時間のかかる不要文選択や発言の趣旨問題を前に持ってきて、点の取りやすい読解問題を後ろに持ってくるとはなかなか意地悪である。

 

俺が受験生だった頃より、全体的に分量が多い。文法問題は質量ともに10年前より格段にパワーアップしていた。

 

攻略のコツ

センター英語は、頭から順番に解いていくタイプの真面目な受験生より、時間を確保すれば点の取りやすい読解問題を先に解くタイプのクレバーな受験生が勝つ試験である。読解は取れるけど文法ダメな奴は、俺のように大問6→5→4→3→2→1の順番で解くのが賢い戦略だと思う。

 

国語以上に文章量が多いので、高度な情報処理力が必須である。スタディサプリで肘井先生の「高3 トップレベル英語」や「高3ハイレベル英語」受けつつやった長文を片っ端から高速で音読したり、TEDを4倍速で聞きまくれば、英語の処理速度を爆発的に伸ばせるはず。ちなみに、スタディサプリの関先生の英文法もめちゃくちゃ面白いのでオススメ。

 

下記リンクから登録すると、肘井先生や関先生の授業を受けられます。

 

国語 172/200点

 

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大問1「評論」     38/50点

大問2「小説」     47/50点

大問3「古文」     43/50点

大問4「漢文」     44/50点

合計         172/200点

(現85、古漢87)

 

予想平均点(俺)   126/200点

 

感想&結果分析 

処理能力が衰えているはずの31歳なのに、評論文も小説もすらすら読める。感動した。と思ったら、異様に易化していただけだった。センター国語の民主革命である。

 

評論は25分で38点。自分でも驚くくらい、根拠を持って正答を選べていた。問4で、選択肢5の「学問的に定義して決定」につられてしまったのが痛かった。 問6の前半は、3の「現在は外国人という言い方が一般的」という趣旨の選択肢に引っかかってしまった。明らかに4はおかしいと分かっていたんだけどね。

 

小説は15分で47点。常日頃から4倍速ユーチューブ視聴で情報処理力を鍛えているため、1行1秒の流し読みでもなんとなく流れは掴めた。問6は各予備校で難問とされているが、アニメを見るときいつも制作スタッフの意図を真剣に考えている俺にとっては余裕で正解が絞れる易問だった。選択肢は、今回の大問でも際立って正答と誤答の差がはっきりしていた。問1のウで文脈につられて3を選んでしまったのは非常に痛かった。そこあってれば満点だったのに。しかも各予備校曰く「基本的な問題」とのこと。俺は、今回のセンター国語で一番易しかったのは小説だと確信している。しかし、予備校や世間において今回の小説は難しかったという意見が多かったのも事実である。

 

古文は25分で43点。本文の前半は分かりやすかったが、後半はあまり現代語訳できなかった。特に、ラストの和歌はよく分からなかった。それでも、狐になってしまった男が姫に惚れ、少しでも長くそばにいたいから女に化けたという切実さに反する選択肢を消していったら高得点は取れた。古文で高得点を狙うなら、登場人物に感情移入しきるのも一手である。

 

漢文は15分で44点。正直、文章の意味がほとんど分からなかった。問2は散々悩んだが、、問3の「とんでもないです」という記述を見たら、ああ何か褒められたんだなという状況が分かってしまったためあっさり正解できた。解答の方針を「一番相応しいものを選ぶ」にしていたのが功を奏した。

 

攻略のコツ

全体

ユーチューブでdaigoの動画を4倍速で再生して大意を理解でき、アニメを内容はもちろん制作スタッフの意図を考察しながら見ていれば、センター対策なしでも高得点を取れる力はついているはず(当然、早稲田の国語で合格点を取る実力は必要だが)。古文漢文は30分で解けと言われるが、40分くらい掛けた方が良い。古文漢文は、注を見ながら注意深く本文を理解しないと思わぬ失点に繋がるからだ。現代文より古文漢文の方が知識の比重が重いので安定しやすい、という側面を受験生は知っておくべき。

評論

最初に、最後の問をチェックする。何が問われているかを先に把握しておけば、改めて本文を読み直す手間が省けるからだ。本文をざっと読み進め、傍線に当たるたび傍線周辺をもう一度読み直せば本文の理解が深まる。センター試験は誤答の根拠がはっきりしているので、本文を理解していれば本文の趣旨や筆者の主張にそぐわない選択肢を切るのは簡単だ。

小説

最初に、最後の問をチェックする。何が問われているかを先に把握しておけば、改めて本文を読み直す手間が省けるからだ。小説は、解答に不要な文や無駄な描写が多いため1行1秒で読み進めるべきである。小説において、選択肢の最後の言い回しは誤答をはじく有力な根拠になりやすい。また、選択肢全体では正しそうに思えても一部に明らかにおかしな表現が用いられていることも多々有る。問6は、本文の細かい描写をきちんと抑え、該当部分の状況をよーく理解すれば解ける。アニメを見るとき、細部まで漏らさず真剣に見たり、ストーリーや演出や表現の意図を真剣に考えるようにしていれば問6は非常に簡単なはずである。

古文

本文手前のリード文を理解し、注に目を通してから本文を読み進めること。それぞれの登場人物に感情移入しながら読むと、本文の理解が深まる。小説以上に、古文の誤答の選択肢にはとんちんかんな表現が使われていることが多い。

漢文

本文手前のリード文を理解し、注に目を通してから本文を読み進めること。本文が難しくて意味が分からなければ、設問の選択肢を頼った方がいい。ある問が分からなければ、次の問で何が問われているかを確認しよう。

 

処理能力を上げたい方はこちらの記事を読んでください。

https://www.kougakurekineetnokiseki.com/entry/2017/06/27/215549

 

センター小説で高得点を取るためのアニメ視聴方法を学びたい方はこちらから。

https://www.kougakurekineetnokiseki.com/entry/2017/06/11/190332

 

日本史B 73/100点

 

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大問1「地名から探る日本の歴史」   11/16点

大問2「原始・古代の歴史研究と資料」 16/16点

大問3「中世の政治と社会」       6/16点

大問4「近世の社会・政治・文化」   13/16点

大問5「近世・近代における公家と華族」 9/12点

大問6「近現代の日米関係」      18/24点

合計                 73/100点

 

予想平均点(俺)           64/100点

 

感想&結果分析 

受験生時代、日本史は暗記が多いからと敬遠し、センターの日本史過去問童貞だったが、なんと7割を超えるという珍事発生(笑)。

 

ニート時代、暇だったので受験サプリ(現:スタディサプリ)で伊藤賀一先生の高3 トップ&ハイレベル日本史を通して見てたのが大きかった。あと、数ヶ月前ヒストリアムンディ先生の日本史を序盤だけ4倍速で見てた時の記憶が残ってたから、大問2の原始古代で満点取れたと思う。大問3が不振だったのは、問われている知識が細かすぎたせいだろう。

 

センター日本史は暗記のみだと思われがちだが、基本的な現代文・古文読解力が問われている設問が全体の1割強あった。センター地理のような高度な思考力を問われる設問はなかった。センター日本史の問題は全体的に易しく、瑣末な知識はほぼ不要であるため意外とお得な教科だと思った次第である。

 

攻略のコツ 

山川の日本史用語集や教科書なしでも、伊藤賀一先生かヒストリアムンディ先生の授業をきちんと理解していれば8割は超えるはず。場合によっては9割も狙えるだろう。問われているのは細かい知識ではなく、流れや因果関係の理解と思われる。センター日本史は暗記のみだと思われがちだが、基本的な現代文・古文読解力が問われている設問が全体の1割強あった。日々読解力向上に励む必要はあるが、それ以上に本番で「注を見ながら史料を一語一語丁寧に読む」のが大切である。

 

下記リンクから登録すると、伊藤賀一先生の授業を受けられます。

 

ヒストリアムンディ先生の授業を受けたい方は下記urlをクリック。

https://www.youtube.com/watch?v=O0TOWEBjXa8&list=PL10Gth9S1y6U_ecXgnH6bF-7l6zbalyzW

 

地理B 71/100点

 

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大問1「世界の自然環境と自然災害」  5/17点

大問2「資源と産業」        17/17点

大問3「都市と村落、生活文化」   14/17点

大問4「地中海沿岸地域」      12/17点

大問5「ウクライナとウズベキスタン」  8/14点

大問6「宮崎市とその周辺の地域調査」 15/18点

合計                    71/100点

 

予想平均点(俺)           58/100点

 

感想&結果分析

受験生時代からセンター地理8割超えを目指してきたが、今回も果たせなかった。センター地理7割の壁は無勉でも超えられるが、8割の壁は厳しい。俺は、地理の鬼門は気候だと思う。特に、地球の自転絡みの気圧、ハイサーグラフが個人的にキツい。予備校の講評で「難しい」とされる考察系の設問はだいたい正解していたが、基本的な知識問題は結構落としていたので明らかに勉強不足だった。

 

攻略のコツ 

難しめの考察問題の配点は約20点ある。センター地理9割超えが難しい理由の筆頭に挙げられるのもうなずける。しかし、一見難しい考察問題に見えても、所詮は基本的知識の寄せ集めである。本番で落ち着いて、問題文やグラフなどにヒントを探したり、関連する知識を思い出せば良いのだ。センターでは、明らかに日本史より地理の方が問題が難しい。日本史は基本的事項を理解し、簡単な読解が出来れば9割も十分狙える。しかし、地理は高度な思考力を要する問題が多く、変な問題も多いため、9割を超えるのは非常に大変である。社会は7割で良いなら地理は非常にオススメである。しかし、社会で9割必要なら地理を選ぶのは自爆行為と言っていい。

 

生物基礎 18/50点

 

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大問1A「生物の特徴・代謝」             3/9点

   B「DNAの抽出・DNAの構造・遺伝情報の発現」       6/10点

大問2A「血液凝固・血液循環・酸素解離曲線」        3/9点

   B「免疫」                   0/6点

大問3A「物質とエネルギーの移動」          0/6点

   B「日本のバイオーム・光-光合成曲線・二次遷移」 6/10点

合計                        18/50点

 

予想平均点(俺)                  31/50点

 

感想&結果分析

生物基礎と言っておきながら、実は旧生物II(理系専用)の内容がたくさん出てた。俺が受験生時代に受けた生物1Bより、明らかに必要な知識のレベルが上がっている。大問1Aは問3の国語の問題以外は不正解だった。大問2は血小板の働きという小学生でも図鑑見てれば分かる程度の問題以外はすべて不正解。酸素解離曲線は初めて聞く内容で、問題分を見ても意味が理解できなかった。大問3の問4は陰樹陽樹という初めて聞くワードだったが、陰樹はその名の通り「日陰でも生きていけるやつ」だろうと推測したら正解できた。問5は駿台曰く「遷移の正確な知識を必要とするため、難しい。」とのことだが、的外れである。遷移なんか全く知らなくても、余裕で正解できる。ちょっと難しい国語の問題ってだけ。

攻略のコツ

生物基礎は、名前から受ける印象に反して要求される知識のレベルが非常に高いと思う。知識のレベルが高く難しい考察問題も結構あるのに、予想される平均点は30点以上とかなり高いため実は選ぶと損する科目と言っていい。生物基礎を選ぶくらいなら、物理基礎を選んだ方がお得に思える。基礎科目は主に文系受験生が選択し、理系受験生はほぼゼロである。ハイレベルな文系受験生は物理を難しいからと敬遠し生物を選びがちだから、物理基礎が平均点の割に易しく生物基礎が平均点の割に難しい現象が起きているのではないか。

 

地学基礎 28/50点

 

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大問1A「地球の形状と活動」    3/10点

   B「地球の歴史」            6/10点

   C「火山と火成岩」           7/10点

大問2 「天気図」            6/10点

大問3 「恒星の誕生と宇宙の進化」 6/10点

   

合計               28/50点

 

予想平均点(俺)         27/50点

 

感想&結果分析 

地学基礎は無勉だが、多少は勉強した生物基礎よりはるかに易しかった。それでも地学基礎の方が予想平均点が低いんだから世の中は不条理である。大問1の問3はセンター試験でよく見かける国語の問題だった。問4のジオくんには大爆笑してしまった。地学の知識はなかったが、どうやったら現状のような地層になるか筋道を立てて考えたら正解できた。問8の「色指数」は初めて聞く用語だったが、色の付いている石の割合だろうと考えたら正解できた。全体的に、地理Bと同じくグラフや図や表の読み取り力が求められていると感じた。

攻略のコツ

地学基礎は、生物基礎よりはるかに易しいのに予想平均点が物理基礎と並んで一番低い。(ソースは河合塾)ゆえに、文系受験生で理科が必要なら絶対取るべきである。地学は生物より明らかに暗記量が少なく、用語や概念も生物より明らかに易しい。よって、センター試験1週間前からの突貫工事でも7割は行けると思われる。

 

数学1A 48/100点

 

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大問1[1]「数と式」     6/10点 

   [2]「集合と命題」   8/10点

   [3]「二次関数」    2/10点

大問2[1]「図形と計量」   0/15点

   [2]「データと分析」 10/15点

大問3   「場合の数と確率」17/20点

大問4   「整数の性質」   5/20点

   

合計             48/100点

 

予想平均点(俺)       61/100点

 

感想&結果分析 

高校の数学の授業はほぼ寝て過ごし、数学1や2で赤点の恐怖に直面してきた俺だったが、意外と取れてたので驚いた。俺が小学校の頃から苦手にしてきた図形の配点が15点と低かったおかげだろう。得点を見ると、典型的な文系だなあと感じる。数学Aの範囲である「集合と命題」「場合の数と確率」で25点を荒稼ぎしたのが効いている。今回の「場合の数と確率」は難しかったと各予備校は評しているが、俺に言わせればただの算数である。今回分からなかったところを空欄にしてしまったが、空欄に正解になりそうな数字を当てはめる時間が足りなかった次第である。

攻略のコツ

数学苦手な文系受験生でも、意外と高得点を狙いやすいと感じる。少なくとも、今回の生物基礎よりは簡単なのは確かだろう。解ける問題をより速く解けるようにし、苦手な単元は基礎的な設問だけでも解けるようにすればコスパ良く得点を伸ばせるはず。

 

数学2B 22/100点

 

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大問1[1]「三角関数」     5/15点 

   [2]「対数関数・指数関数」4/15点

大問2   「微分法・積分法」  5/30点

大問3   「数列」       4/20点

大問4   「空間ベクトル」   4/20点

   

合計             22/100点

 

予想平均点(俺)       57/100点

 

感想&結果分析 

全得点のうち、実力で取ったのは数列の4点だけである。あとの18点は、空欄に当てはまりそうな数字を真剣に考えながら埋めたら取れました。今回俺は、空欄には「0」「1」「2」「3」といった小さな数字を中心に埋めていったが、見事な作戦勝ちであった。数学1Aでは複数の数字を同時に当てなければ得点にはならなかったが、数学2Bでは数字を1つ当てれば得点できる設問がたくさんあった。そうした設問に「3」以下の小さな数字を適当に当てはめれば、意外と点数取れるもんだ。数学2Bでは、1Aと違って算数の解き方が通用しなかった。出てくる概念や公式も1Aとは桁違いの難しさを誇り、しかも問題量が非常に多い。当てはまりそうな数字を考えるだけでも、余裕で40分以上かかってしまったくらいである。センター数学2B恐るべし。

攻略のコツ

数学苦手な文系受験生には鬼門となる教科である。関数系や微積に比べ、相対的に簡単と思われる数列やベクトルで得点を稼ぎたい。どうしても分からない設問や、時間がかかりそうな設問は当てはまりそうな数字を考えよう。3以下の小さめの数字が正解となることが多いので、覚えておこう。とにかく、空欄さえ作らなければ意外と得点できるので、最後まで諦めずに空欄を全部埋めるんだ。