アラサー高学歴ニートの軌跡

アラサー高学歴ニートが、日々の行動や考えを記すブログです。

【センター英語6割からのtoeic満点】これまでの学習記録13

公立中学ですら英語では5を取ったことがなく、早稲田出身なのに英語の偏差値はついに55さえ超えられなかった。この前解いたセンター英語は6割がやっと。そんな惨状から努力せずにtoeic満点(少なくとも900点以上)を取るまでの軌跡を記していく。

前回の記事

【センター英語6割からのtoeic満点】これまでの学習記録12 - アラサー高学歴ニートの軌跡

から4日。推しのアイドルはおりませんが、推しの英字新聞は出来ました。

 

目次

読んだ英語の記事(政治系)

特に面白かった記事を紹介します。

 

www.theguardian.com


『This was a great outcome for us – but we now also have a great responsibility, because voters have given us their trust,』 

訳:これは我々にとって大きな成果だ。しかし、我々は大いなる責任も背負っている。なぜなら、有権者が我々に信頼を付託したからだ。 

 

先日の欧州議会選挙で緑の党が躍進しました。50から70に議席を大幅に増やし、欧州議会での連立与党も射程に入ってきました。ドイツおよびフィンランドで二番目に多い票を獲得し、ルクセンブルクとフランスで三位、イギリスでも得票数で上位になりました。記事にある通り、有権者の環境問題への関心の高まりが反映された模様です。

 

ドイツ、フィンランド、ルクセンブルク、フランス、イギリス。

 

今回の欧州議会選挙で緑の党が記録的な勝利を挙げた国です。5つの国に何か共通点があるように感じませんか?

 

(記事には書かれていませんでしたが)どの国も、総GDPや一人当たりGDPが高い国ばかりです。つまり、お金を持っていて環境問題について考える余裕のある国民が多い国で緑の党が躍進したのです。緑の党が1つも議席を獲得できなかった東ヨーロッパは、以下略。

 

読んだ英語の記事(人生系)

特に印象深かった記事を紹介します。

www.theguardian.com


記事のカテゴリーはメキシコですが、メキシコは実質無関係です。

 

コカインを246袋飲み込んで密輸を図った男が、日本に行く途中の飛行機内で死亡したニュースです。

 

1袋あたり1×2.5センチのコカインを、どうやって246袋も体内に収めたのか謎です。自力で押し込むのは極めて困難と思われますが…。致命的なリスクを背負ってまで決行したくらいですから、拒むと人生が終了するほどの事情があったと推測されます。しかしながら、当人死亡につき真相は闇に葬られてしまいました。 

 

読んだ英語の記事(教育系)

特に面白かった記事を紹介します。

 

www.theguardian.com


ニュージーランドで50,000人の教師が賃上げと労働環境の改善、教職への尊重を求めてデモをした件が報じられています。日本以上に先生不足が深刻なニュージーランドでは、退職者にも現場復帰を要請するほど。いずれ日本もそうなる時は来るでしょう。

 

教師がデモとなると、当然学校は休みです。金持ちの子供は良いですが、貧しい家庭の子供たちの教育の機会は失われてしまいました。親が仕事を休めませんからね。日本で教員のデモが禁じられているのは、教育機会の平等という理由もあるのでしょう。

 

『我々は出せるギリギリまで給料を払ってきた。』『政府の施策は、我々が直面している問題には効果がなかった。』『脳みそにオガクズが詰まってるような政府に寄せる期待など、もはや欠片も残っておりません。』

 

ニュージーランドの教育事情が、日本の未来を予言しているように思えてなりません。

 

特筆すべき単語 

pastoral care パストロウケェア 名詞

 

聖職者や教師が宗教や教育の範疇外であっても、職務の一環において個人的問題に対して与えるアドバイスや助け、を指します。崇高な概念ですが、教師の職務を無制限に拡大する口実としても使えそうです。

 

the government sticking its head in the sand 名詞 役立たずの政府

 

ガーディアン師匠に教えていただいた単語です。直訳すると「砂に頭を突っ込んでいる政府」ですが、皮肉大国イギリスの本気にいまだに興奮を抑えきれません(ちなみにこの単語を発言したのはニュージーランド人です)。オックスフォード先生もご存知ではなかった単語ですが、俺の辞書には速攻で登録されました。