公立中学ですら英語では5を取ったことがなく、早稲田出身なのに英語の偏差値はついに55さえ超えられなかった。この前解いたセンター英語は6割がやっと。そんな惨状から努力せずにtoeic満点(少なくとも900点以上)を取るまでの軌跡を記していく。
前回の記事
【センター英語6割からのtoeic満点】これまでの学習記録13 - アラサー高学歴ニートの軌跡
から8日。早稲田文学部の英語は45/75、慶応法学部の英語は53/200、早稲田教育学部の英語は29/50でした。
目次
読んだ英語の記事(言語系)
特に面白かった記事を紹介します。
今年の早稲田大学文学部英語で出題された文章です。長すぎるので、途中が端折られています。読みやすいところだけ出題された印象を受ける。
しかしながら、省略された箇所こそ此の文章の面白いところであるのも事実。同一箇所の違う訳を比較検討する授業、本文にひたすら忠実な直訳と極めて大胆な意訳の間に広がるグラデーション、古い詩を現代風に訳すことの功罪、1つの語でさえ何通りもの訳し方が考えられる(特に、語彙が豊富な英語で顕著)、言語間での語順の違いを修正するか維持するか、異なる言語間のニュアンスの違いを考え始めると母国語の働きそのものにまで考えが及ぶ…。
読んだ英語の記事(社会問題系)
特に印象深かった記事を紹介します。
アメリカのニューヨーク地区の学校で顔認証システムが導入されました。相次ぐ校内銃乱射事件を理由とした措置ですが、問題ありまくりのようで…。もちろん、我がガーディアン師匠は反対の立場を鮮明にしておられます。
すでにアメリカの一部の地区で顔認証システムは導入されていますが、校内全域にわたって監視カメラが導入されるのは初めてです。
『前代未聞のプライバシー侵害』
『金の無駄遣い』
『予め顔写真が登録されてなかったら無意味』
『顔を隠されたら終了』
この措置に対する賛成意見もありましたが、反対意見の方が筋が通っているように思えました。
記事の最後が保護者代表のシュルツ氏怒りのコメントで締めくくられているのが、いかにもガーディアン師匠らしい。
『“Every other district used their money for faster broadband and new iPads,” Shultz said. “We’re the only district that did this stupid thing.”』
訳:「他のすべての地区は、より速い通信環境の構築や新しいiPadの購入に予算を使っている。」シュルツ氏は言った。「我々の地区だけだよ。こんな愚かなことに予算を使うのは。」
面白かったYouTube動画
特に面白かった動画を紹介します。
大学受験で問われやすい「get」系の熟語を分かりやすく解説してくれる動画です。ジェスチャーや具体例を交えて説明してくれるので、頭が疲れていても内容がスルスル入ってきます。他の動画も非常に分かりやすいのでオススメです。
特筆すべき単語
mortal モートォ 名詞 一人の人間(特に、力も影響力も弱い一般人)
形容詞で「致命的な」「死すべき運命の」といった意味があるのは皆さんも知っているでしょう。名詞で使われた場合も、どこか形容詞の意味の名残を感じさせます。
pitfall ピットフォー 名詞 落とし穴、思わぬ危険(困難)
割とよく出てくる単語です。もちろん、慶応レベルともなると必修です。