文学部の国語では、東進を除き各予備校の解答速報は同じでした。ちなみに、割れたのは大問三(古文)問二十だけでした。
今年の文学部では、東進を除く各予備校で解答が全て一致しました。問題レベルは難しいですが、解釈により正解が複数存在しうる設問や選択肢が皆無なのは流石。
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大問三問二十の検証
大問三問二十は、傍線部の表現の理由を問う問題でした。ポイントは強意の助動詞「こそ」でした。
ニを正解としたのは、東進。
ホを正解としたのは、河合塾、代ゼミ、駿台、早稲田予備校、増田塾。
古文における東進の解答速報の信頼性が若干揺らぎました。
ホを正解とする根拠
駿台曰く『強意の係助詞「こそ」に着目する。「今年こそ」は「例年と違 って特に今年は」ということ。「それどころではなかった」とは「母の死」 のことである 』。ニは「今年こそ」というニュアンスが無いため、不正解です。